×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

小林伸一郎氏 盗作・盗用検証サイト


私は写真家・丸田祥三氏のファンです。
が、後発の写真家・小林伸一郎氏の写真の相当数が、
丸田氏の作品に酷似していることに疑問を覚え、一部を検証してみました。

盗作・盗用が厳しく糾弾される昨今、小林氏のこの行為は許されるレベルのものでしょうか。
2007年に<講談社出版文化賞>という賞を受賞した小林氏ですが、写真家として、こんなやり方は
あまりにダーティなのではないか、とつよく疑問に感じます。

近年、漫画の場合は、写真など他ジャンルの画像を真似ただけで、厳しく批判され、
作家生命すら絶たれることも稀ではないのに、
「廃墟写真」という同一ジャンルの中で、先人・丸田氏の写した被写体を同じ方向から、
同じ側面を狙うというのは、プロとしてあってはならないことだと思うのですが。
先人・丸田氏が被写体に巡りあうまでの邂逅を思うと、媒体発表された後に、後追いであっさり撮り逃げしたような
写真を「写真集」という体裁の書籍で発表するスタンスに、改めて疑問と憤りを感じます。

これはどう考えても偶然とは思えません。

ご訪問者の皆様はどう思われますか?

NEWS 4/7発売の月刊「創」にこの問題が取り上げられました

 

※写真は六枚組みすべて、向って左が丸田氏、右が小林氏の写真です。
 また、画像をクリックすると拡大画像になります。

国鉄旧丸山変電所(群馬県)
左・丸田祥三氏1987年撮影。1993年「棄景」(宝島社刊)に収録。<1994年日本写真協会新人賞受賞作品>
右・小林伸一郎氏1995年撮影。1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー刊)に収録。

左・丸田祥三氏1993年「棄景」(宝島社)の上の写真の解説文。
右・小林伸一郎氏1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)の上の写真の解説文。
一部変えられてはおりますが、丸田氏の「棄景」の初版にあった誤植・誤記まで、小林氏の「廃墟遊戯」にほぼ丸写しされていることが判ります。

丸田氏の解説文は、まだ丸山変電所の端的な歴史解説がない時代に、旧国鉄本社や松井田町に協力を頼み、膨大な資料を要約して、記されたものだそうです(新聞インタビューで丸田氏が以前そう語っていた)しかしその中に一か所、間違いがあったそうです。変電所の廃止理由は、昇圧のためで、路線の変更は、基本的に無関係ということで(丸田氏のHPの旧BBSによる)後に訂正が入っております。これは、国鉄の資料をともに調べた当時の担当編集者の完全な勘違いだったそうですが、

ではなぜ、小林氏の解説文にも「路線変更」と出ているのでしょうか?
まったく何も調べず、ただ丸田氏の労作から引き写しにした、ということ以外に考えられません。

 

奥多摩湖ロープウェイ(東京都)

左・丸田祥三氏1994年撮影。1994年NHK「棄てられた風景への旅」にて放映。1996年「朝日新聞」紙上に発表。
   以降2000年「棄景4」(春秋社)他に収録。
右・小林伸一郎氏2000年撮影。2001年「廃墟漂流」(マガジンハウス刊)に収録。

 

 足尾銅山(栃木県)

左・丸田祥三氏1989年撮影。1996年NHK「芸術劇場」にて放映。1996年「朝日新聞」紙上に発表。
   1997年テレビ朝日「ニュースステーション」にて放映。2000年「日本風景論」(春秋社)に収録。
右・小林伸一郎氏1997年撮影。2003年「廃墟をゆく」(二見書房)に収録。

 

帝国参金興業 大仁鉱山(静岡県)

左・丸田祥三氏1990年撮影。1993年「朝日新聞」紙上に発表。1994年NHK「棄てられた風景への旅」にて放映。
  1995年〜「鉄道廃線跡を歩く」シリーズなどに収録。以降各紙に発表。
右・小林伸一郎氏1995年撮影。1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)に収録

 

奥多摩ロープウェイ(東京都)

左・丸田祥三氏1990年撮影。1993年「朝日新聞」紙上に発表。1994年NHK「棄てられた風景への旅」にて放映。
  1995年〜「鉄道廃線跡を歩く」シリーズなどに収録。以降各紙に発表。
右・小林伸一郎氏1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)に収録

 

旧国鉄士幌線(北海道)

左・丸田祥三氏1994年撮影。1994年NHK「棄てられた風景への旅」にて放映。1995年〜「鉄道廃線跡を歩く」シリーズなどに収録。
  以降各紙に発表。
右・小林伸一郎氏1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)に収録。

また、他の写真家からの盗作もあるのではないかと調べたら以下のサイトにあたりました。
http://www.melma.com/backnumber_15818_1829479/

写真家・池尻清氏が、1994年に出版した「ORGANITHER」という写真集の、表紙と中に載っている写真と、
小林伸一郎氏が1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)に収録した写真が、信じられない程似ている、
ということなので、こちらも検証してみます。
↓以下の2点です。

端島炭鉱(長崎県)

左・池尻清氏1994年「ORGANITHER」に収録。
右・小林伸一郎氏1994年撮影。1998年「廃墟遊戯」(メディアファクトリー)に収録。

どちらも、同じ病院の廃墟で撮影された写真です。マネキンの首の有無から、池尻氏の撮影時期の方が明らかに早いことが伺えます。またマネキンを細工する、という演出の仕方が同じですので、偶然の一致ということは有り得ないと思います。小林氏の撮り方は、先人のオリジナルに比べ、ほんの少しだけ向きが異なり、レンズの画角も僅かながら、違っていますが、他はほとんど一緒です。その点も丸田氏の写真を盗用した手法と同一のように思えます。

 

神岡鉱山(岐阜県)

左、中田総一郎氏が約10年程前から各カメラ誌に掲載している、氏の代表作のひとつ。
右、小林伸一郎氏が現在、<講談社・Web現代>に載せている写真。

やはり、まったく同じ地点からの撮影で、例によってレンズの画角のみが、やや異なってるだけです。どちらも撮影年は不詳ですが、ここは神岡地方でもあまり知られていない、とある建物の跡地で、コンクリートの残骸の汚れ具合などから判断しても、
中田氏の撮影時期の方が遥かに早いことだけは、明らかです。

往年のSLブームの頃、多くのプロ写真家が、同じ場所で、同じSLの写真を撮っていましたが、「これは似ている」と思われる写真など、無かったように思います。プロの表現者とは本来、そういうものではないでしょうか。
小林氏の写真は、むしろ出版文化を冒涜している気がしますが。皆様はどう思われますか?



ご意見、情報提供などは下記メールアドレスにお願いします。

pakuridame@■excite.co.jp (送信時に■を消して下さい)

恐れ入りますが、内容により返信できない場合があります。
戴いたお問い合わせ等は、公開させて頂く場合があります。
リンクや引用などはご自由にしていただいて構いません。